Agile Entrepreneurship Development
Program through International Collaborative Learning国際協働学習を通じて醸成するアジャイル・アントレプレナーシップ

「東広島市・学生発スタートアップチャレンジ2023」に挑戦したアジャイルワークショップ参加学生からメッセージ!

「東広島市・学生発スタートアップチャレンジ」に、厳選された10チームが選ばれ、アジャイルワークショップに参加した2チームが、スタートアップへの挑戦を決意し、最大40万円の助成を手に、広島大学の教職員とベンチャーキャピタルからの助言を受けながら、約3か月間、アイディアに磨きをかけました。そして、12月17日に、その成果を発表する大イベントを開催しました!

「東広島市・学生発スタートアップチャレンジ」とは、東広島市の3大学(広島大学、近畿大学工学部、広島国際大学)の学生(大学院生含む)に自由で創造的なアイディアや起業への想いを形にする機会を提供するプログラムです。
https://www.hiroshima-u.ac.jp/iagcc/news/80794

スタートアップに挑戦した学生たちからこれからAGILEプログラムに参加を検討している皆さんや、

すでに参加した皆さんへのメッセージです!

あなたもアジャイルプログラムに参加して、自分のアイディアや起業への想いを具現化しませんか?

「誰一人取り残さないキャンパスアクセシビリティ 

 東広島キャンパスへのHirodaiMAPsの展開」

https://www.hiroshima-u.ac.jp/iagcc/news/80636

【提案代表者】

 池田 有之介さん 広島大学工学部第三類4年

【メンバー】

 松田 瀬菜さん 広島大学総合科学部総合科学科2年

池田 有之介 さん 広島大学工学部第三類4年

アジャイルワークショップに応募した理由

以下3つの観点から応募しました。

1.DXの観点から東広島市と関係を持ちたいと考えたため。というのは、DXの実現技術はある程度身についていたが、その”適用先”となる分野についての理解を深めることは、DXの実装以上に大切だと考えていたので、このプログラムのメインコンセプトの一つであるDXとアントレプレナーシップという項目が魅力的に感じられたこと。

2.レジリエンスおよびモビリティに関する講義を受けたいと思った。その理由として、広島大学で開講されている、IITボンベイで都市工学を学ぶプログラムや、E-startプログラムの「Covid19 pandemic and Urban Resilience」という講義を受けたことがあったので、特に、その講義に関連した分野と起業の接点について興味があったこと。

3.自身がカーボンニュートラルに関連する研究を行っているが、実際都のところ、実現のための技術のみにしか注目しておらず、より大きな視点からカーボンユートラルについて学び、自身の研究の意義、立ち位置を再確認したいと思ったため。

アジャイルワークショップから何を学んだか・学べるか?

  1. 自分の街(東広島市)がどのような取り組みをしているかを知るいい機会となりました。(e.g., 産学連携プロジェクト, TGO Appの存在)
  2. 短期間でデータを収集して、それらをうまくまとめて発表する力がつきました。このプログラムでは1週間程度の短い期間で、テーマ設定、調査、プレゼンテーションという流れを迅速にこなす必要があり、ハードでしたがどのようなプレゼンにも応用できる力を養えると感じました。
  3. 国、文化、言語が違っても根幹となるロジックが成立していれば、誰とでも建設的な議論ができると感じたので、母国語で普段から論理的に考えておくことは有効だと思いました。日本人学生とその他の国の学生のディスカッションスタイルは大きく異なることを再認識しました。大まかに分類すると、日本人学生は人の意見をよく聞いて理解しようとする傾向が強く、対照的に他の国の学生は自分の意見をとにかく主張する傾向が強いといった特徴があります。一見すると、よく意見が出る外国の学生の方が積極的に議論に参加していて良いように見えますが、さまざまな意見を聞いてそれぞれの特徴を捉えて折衷案や代替案を出すという意味においては、日本人学生のようなスタイルもディスカッションに必要であると感じました。

スタートアップチャレンジをすることに関して、アジャイルプログラムがどう役に立ったか?

1.サービスの国際展開が選択肢として上がるようになりました。これまでは、何かサービスを作るときは海外を視野に入れていませんでしたが、このプログラムを通して海外展開まで視野に入れるようになりました。

2.プレゼン制作に慣れました。最終発表の際にテーマ設定、調査、プレゼンテーションの流れを1週間で詰め込んだ経験から、スタートアップチャレンジでは意外とプレゼン作成がスムースにできました。

3.とりあえずやってみる精神が強化されました。大きな事業をやっている人たちは、自分とは住む世界が違うなと勝手に線引きしていましたが、話を聞くと意外と些細なことがきっかけになって挑戦したと言うような例が多くあり、自分もやってみていいんだ、という自信をもらいました。また、資金協力や共同事業などは、人と人とのつながりで生まれている側面が強いということがわかったので、スタートアップチャレンジでも積極的に色々な人に直接話を聞きに行くことができました。このおかげで、新たなビジネスチャンスが舞い込んできて、小さな成功体験となっています。

アジャイルプログラム参加を検討している学生へメッセージ

学んだことセクションでも書きましたが、おそらくほとんどの学生が他国のディスカッションスタイルの違いに圧倒されると思います。もちろん、ディスカッションの中で、アイデアをたくさん出したり自分の意見を主張することは大きなウェイトを占めますが、日本の学生が得意とする傾聴力も重要です。意見をたくさん出すことが得意な人は、他国の学生に負けないくらい応戦しても良いですが、そうではないという学生もグループメンバーの意見を聞いてまとめるという重要な役割があるので、挑戦してみてください。

松田 瀬菜さん 広島大学総合科学部総合科学科2年

アジャイルワークショップに応募した理由

3月に開催されたアジャイルプログラムの協定校の関係者が集まってプロログラムについて協議するキックオフ会議に、他のプログラムの学生スタッフとして参加し、アジャイルワークショップについて知りました。その後、もみじにて夏休みのプログラムの応募を拝見して、留学生と交流ができることなどを知りました。そこで、交流を深め、様々な講義やディスカッションと通して、視野を広げられると確信し、参加しました。

アジャイルワークショップから何を学んだか・学べるか?

これまで、アントレプレナーシップについての知識はほぼなく、自らビジネスモデルを立てることすら考えたことがありませんでした。しかし、様々なバックグラウンドをもち、異なる分野を専攻する学生とのディスカッションを通して、一つの課題を解決するために多角的にその課題を理解し、アプローチする事の重要性を学びました。また、このワークショップを通して、東広島が現在抱える問題についても考えるきっかけとなりました。私たちが注目したのは、キャンパス内で抱える問題で、この問題に焦点を当て、自分たちのできること、やってみたいことを融合し、それがビジネスとして成り立つのか、などを考える基盤を養うことができました。

スタートアップチャレンジをすることに関して、アジャイルプログラムがどう役に立ったか?

プログラムに参加をきっかけに、活動メンバーと出会えただけでなく、互いに高めあうことができるグループに出会えました。また、プログラムを通して、ビジネスモデルの設計やアントレプレナーシップ分野について知識が浅い状態でスタートしたものの、この分野を学び、体験できたことで、スタートアップチャレンジでのビジネスモデルを設計する際には、キャンパス内で抱える問題にも焦点を当て、自分たちのできることとやってみたいことを融合し、それがビジネスとして成り立つのかなどを考える基盤を養うことに役立てることができました。

アジャイルプログラム参加を検討している学生へメッセージ
アントレプレナーシップに最初は興味を持っていなくても、様々な専攻をしている留学生とディスカッションを進めていくなかで、現代における課題について考えることができるだけでなく、様々な視点から問題・課題を捉えることの重要性を学ぶことができるので、アントレプレナーシップ以外に興味を持っている人もぜひ参加してみてください。

「指導者と部活動のマッチング事業」

https://www.hiroshima-u.ac.jp/iagcc/news/80643
  【提案代表者】

   井上 遊星さん 

   広島大学情報科学部情報科学科1年
  【メンバー】

   松浦 鈴子さん 

   広島大学教育学部第三類日本語教育系コース1年

松浦 鈴子さん 広島大学教育学部第三類日本語教育系コース1年

◆アジャイルワークショップに応募した理由

このワークショップの授業テーマについて普段から学んでいるというわけではなく、むしろ新しいことに挑戦してみたかったので、思い切って参加してみようと思い応募しました。

というのも、夏休みを利用して何か新しい活動をしたいと考えていて、情報を探していたところ、アジャイルワークショップと、もう一つ同じようなプログラムがありました。それは、夏休みにアジアの大学生が広島大学にやってきて、一緒に活動するという内容で、最初はもう一つのほうに参加しようかと考えていましたが、これまで国際交流目的のイベントによく参加していたので、広島や広島大学のことを紹介して文化交流するという内容では新規性がないと思い、より学術的なアジャイルに興味がわきました。スケジュールを見てみるとレジリエンスを学ぶ回が設定されていて、私は高校時代にレジリエンスについて調べていたということもあり、参加してみようと思いました。

◆アジャイルワークショップから何を学んだか・学べるか?

このワークショップでは、アントレプレナーシップについて、カーボンニュートラル・DX・モビリティについて、そして会社や企業について学べます。私にとっては、これら全てがこれまで一度も勉強したことのない分野で、知らないことだらけだったので、このワークショップ中には授業テーマの本を借りて、空き時間に読んでいましたが、それでも授業を完全に理解するのは本当に難しかったです。しかし、今回集まったメンバーは、学部生から大学院生まで幅広く、また、専攻分野も様々だったので、専門的なことがわからなくても、周りの人がサポートしてくれたため、自分のできる範囲とそれをもう少し超えた範囲で、一歩ずつ挑戦させてもらうことが出来ました。わからないなりにやらせてもらえて、困ったら相談に乗ってもらったり、手伝ったりしてもらえるという環境が、まだやったことがないことにも挑戦しやすく、とても心強かったです。

また、英語を使って新しい概念や領域について学ぶことは簡単ではありませんでしたが、英語力はとても伸びました。英語を使って自分の詳細な気持ちや、価値観について話すことができ、分かり合えたという経験をするのは初めてで、とても嬉しかったです。夏休みに実家に帰省した時には、間違えて英語で返事したり、説明しだしたり、独り言を言ったりしてしまうほどになっていました。ワークショップ中毎日長時間英語で授業を受け、ディスカッションして、雑談しているうちに、英語をしゃべっている感覚から、ただ言いたいことを言っているだけという感覚にまで自然と移行していたことには、とてもびっくりしました。

そして、ディスカッションでモビリティ―の話をしていると、日本にはないサービスがある国があったり、国によって交通事情もかなり異なるということがわかったり、いろいろな気づきがありました。文化交流のためのワークショップもあったのでより、他の国のことや文化についても教えあうことができたと思います。個人的にイギリス、オーストラリア、インドが参加国だったのですが、それぞれの国の人が話す英語が違いすぎて、そこが面白かったです。

◆スタートアップチャレンジをすることに関して、アジャイルプログラムがどう役に立ったか?

私が今回スタートアップチャレンジに参加したのは、アジャイルで意気投合した友達が挑戦したいと話していて、私もそのアイデアに興味を持ったからです。興味は持ったものの、私は今まで一度も「将来は起業家になろう」、などとは考えたことがなかったので、迷いました。しかし私は、アジャイルプログラムを通して、「まだまだ世界には知らないことがたくさんあって、それを私は知りたい、学び続ける人生にしたい。」と強く思うようになりました。だから、「よくわからないからやめておこう。」ではなく、逆に、「よくわからないからこそやってみよう。」という考えで、参加することに決めました。

もし、アジャイルに参加していなかったら、その友達と合うこともなかったし、スタートアップに挑戦するなんてこともありえなかったので、アジャイルという特色を持ったプログラムが、私の人生に大きな影響を与えてくれたと考えています。

◆アジャイルプログラム参加を検討している学生へメッセージ

私は、プログラムに思い切って応募してみたのはいいものの、「アントレプレナーシップについて何も知らない…パソコンが得意という訳ではない…むしろ苦手…いや、そもそも文系だし…本当に大丈夫かな…」などと不安でいっぱいでした。でも、実際にプログラムが始まると、大好きなかけがえのない仲間ができました。期間中には一緒にお祭りに行ったり、買い物やカラオケに行ったり、一緒にご飯を食べたり、徹夜したりなど、とっても濃い時間を過ごしました。この時のカラオケは今までで一番楽しくて、あんなに自然体で歌を歌えて、たくさん笑って楽しめて、もうこれ以上のカラオケはないのではないかと思うほどでした。その仲間たちとは、今もSNSでお互いの活動報告や、誕生日を祝いあうなどして交流を続けています。また、スタートアップチャレンジにアジャイルのメンバーから2チーム(私含め計4人)が参加すると聞いて、アジャイル期間中にも、個性や能力、やる気のある、面白いメンバーが集まっているなと思っていましたが、改めてそう思いました。

英語でディスカッションすると、どうしても言いたいことが言えないため、話し合いがしにくく、聞いているだけになるかも知れないと思っていましたが、意外と話し合いに参加することが出来て、英語でもディスカッションできるという自信になりました。自分もチームのメンバーとして、自分ができることでチームに貢献できているということが嬉しかったです。それができたのは、チームリーダーが優しく話しやすい人で、チームメンバーもみんな協力的で優しかったこと、話題が自分の知っている東広島についてだったこと、などの理由があると思います。でも一番は、一年生の自分には全く専門的な知識がないとわかっていたため、「自分が貢献できるところでしないといけない!」といつも機会をうかがっていたので、自分からチャンスを見つけて行動できていたのではないかと思います。

何か新しいことをしたいなと思っている人はもちろん、少しでも成長したいと思っている人、プログラムの内容を見て興味があるなと思った人、新しいことやレベルの高いことに挑戦できる良い機会だと思います。ぜひ検討してみてください。

井上 遊星さん 広島大学情報科学部情報科学科1

◆アジャイルワークショップに応募した理由

テーマがDXで、自分が専門領域とする部分に近く、さらに英語も学べるとのことで、ぜひ参加したいと思ったのがきっかけです。ただ、内容のレベルも高く、自分がふさわしいのかとても不安で、一度は応募を辞めていました。ただ、せっかく広大に来たんだし、また応募しても通るかもわからないということで、半ば投げやりに応募フォームを提出しました。

また、高校時代は、感染症の影響もあり海外の方と交流する機会がほぼなく、大学ではそういった機会をぜひ持ちたいと考えていました。今回は日本で開催されるとのことで、参加することへのハードルが低かったのも理由の一つです。

アジャイルワークショップから何を学んだか・学べるか?

自分が見ている世界の狭さを、とても思い知らされました。時間一つにとっても大きく考え方の違うメンバーがいるなか、チームとして、ゴールに向かう姿勢や、その中でいかに協働していくかといった、多彩な価値観に触れることができたことが、とても良い経験になりました。その中で、尊敬できるところは自分にも取り入れ、逆に自分の長所だと思えるところも明確にできました。また、一歩踏み出してみることの重要さ、良い意味での適当さは、今回のプログラムで学んだことだと思っています。

まずやってみる、そこから見えてくるものでまた新しい判断や挑戦をすること。大事なことだとわかっていてもなかなか不安などで一歩を踏み出せないことも多くありました。ただ、自分がアジャイルプログラムに参加した経緯や、海外の友人との交流すべてを通して、良い適当さを学べたと思っています。また、考え方・価値観が違うながらも一緒に楽しく過ごせる、仲間は一生の宝物です。

自分の人生の中で、一つ大きな転機となりました。

スタートアップチャレンジをすることに関して、アジャイルプログラムがどう役に立ったか?

自分を支えてくれる仲間がいることが一番大きな支えとなりました。

今回提案したアイディアは、高校生の時に考えたものでした。ただ、それをすすめることができなかったのは、自分に実現するだけの実力がないと思っていたからでした。今回の夏のアジャイルプログラムの中で、今回のスタチャレを知りました。その流れで自分のアイディアを話していると、周りのメンバーが多くの意見をくれました。また、技術的にサポートをするとまで言ってくださった方もいらっしゃいました。

そのような時間を通して、段々自分にも出来るんじゃないかと思うようになりました。実際に今回本メンバーとして共に活動をしたのも夏に会ったメンバーですし、活動期間中に技術的に支援をしてくれたメンバーもいました。

 

アジャイルプログラム参加を検討している学生へメッセージ

なにかに挑戦をしたいけど、何も見つかっていない人、大きく踏み出すのに勇気が出ない人是非色々な人に挑戦をしてほしいと思います。アントレプレナーシップは、起業家だけでなく、このVUCAな時代に誰にしも必要な考え方、マインドセットだと思っています。その考え方の基礎を学べたのは非常に大きな意義があったと思います。

世界の中でも先進的な学生と共に時間を過ごすことが出来る、とても貴重な経験だと思います。

迷っているなら、まず一歩を踏み出してみましょう。見える世界が変わるはずです。